とげとげはりねずみ

精神科病院から退院して人生を謳歌することを目指すブログ

病んでる人って協調性を求めてくるよね

こんにちは。ハリネズミです。

 

 

現在精神科に入院しています。

病んでいる人たちと集団生活送ってます。笑

 

入院生活は本当に多様な人がいて結構楽しいです。

 

様々な種類の病んでいる人たちと関わっていると共通点多い!

 

まぁでもそれに気づいてない人が多いから、みんなそこから抜け出せずに入退院を繰り返してるんだろうなーって思います。

って言ってる私もまだ退院してないんですけど。笑

 

今日はそんな病んでいる人たちと集団生活を送っていて、同部屋のおばさまに協調性がないと注意されたので改めて協調性について考えてみました。

 

 

 

 

事の発端は洗濯物干場の場所取り問題

 

早朝からせっせと洗濯をしてお出かけしていたおばさま。

私は午後から洗濯して、いざ物干し竿にかけに行こうと思ったら

 

スペースが空いてない?!

 

洗濯物干スペースは共用の場です。

まぁスペース自体がそんなに広くはないんですが、そのおばさまが3分の2くらいのスペースを使っていました。

そもそも洗濯しても乾燥機使う人が多く洗濯物干すのなんて私とのおばさまくらい。

なので洗濯する日が被らなければなんの支障もないです。

 

だから私は後悔しました。

洗濯する前に物干しスペース空いてるか確認しておけばよかった!!!

 

これは完全に私のミス

 

とはいえ共用スペース。

使いたい時は使わせていただきます。洗濯しちゃったし

空いているスペースに干そうとしたけど、どうしても洗濯物重なっちゃったりするなー。

と、思案していました。

 

そこでふとおばさまの洗濯物を見てみると

 

乾いてる!!!

 

もうこれ寄せても良くない?笑

ということで、少し洗濯物を移動させて頂き、自分のスペースの確保に成功!

おばさまの洗濯物と私の洗濯物が被ってまた洗濯物濡れちゃったら、せっかく乾いた洗濯物たちがかわいそうですしね!

 

そんなこんなで洗濯物を干し終えた私はホールでおじさまと談笑していました。

 

そこに、おばさま帰院

 

しばらくすると20メートル先から鬼の形相でこちらを見つめるおばさまが出現

 

誰かを探しながらジワジワこちらに近づいてくるおばさま。

 

怖い顔してるなー。とふと見るとこちらの方を睨んでいらっしゃる。こわいこわい

 

私はおじさまと談笑していたので、目を合わせないのが吉とスルー

 

すると、10メートル先から誰かの名前を叫んでる

 

私だ!!!

 

なんかジェスチャーでこっちに来いって呼び出されている...

 

えー、もうめんどくさい。なんだよー。用があるならここで言ってよー。

 

と、内心思いつつ、おばさまの顔が怖すぎてなにも言えずについていく私

 

そして呼び出されたのは洗濯物干場

 

そこからおばさまの感情任せに始まるお説教

 

おばさま     こんなに洗濯物寄せられたら乾くもんも乾かんやろが!私が先に干しとったんじゃ、あとから干すなら遠慮せ!

 

私     まじめんどくせー。(心の声)

 

おばさま     私だってあなたが洗濯物先に干してたら干す場所遠慮しとるんじゃ!

 

私     それはありがとうございます。(心の声)

 

おばさま     それが協調性ってもんやろ!!!

 

私     ん???協調性?(心の声)

 

なんでここで協調性?

私にはよくわからなくて笑いを堪えるのに必死でした。笑

 

とりあえず、その場は洗濯物勝手に触られたら私も嫌だって思うかもなーとは思ったのですみませんでした。とひとこと言って退散しました。

 

 

 

 

協調性があるってどういうこと?

 

 

協調性 ― 他の人と物事をうまくやってゆける傾向や性質。

 三省堂 大辞林より

 

 

確かに私は協調性がものすごくあるわけではないです。

しかし病院に入院してから6ヶ月目に突入している現在、特に誰かと衝突するようなことはありませんでした。

こんな形で看護師さんや他の患者に呼び出されたこともありませんでした。

 

それは他の人と物事をうまくやっていけてたからじゃないかなと思います。

 

因みに精神科病院なので看護師と衝突する人や患者同士の衝突するなんかはよくあります。

主治医と衝突して病院を強制退院になった人なんかもいました。笑

 

では、どうして私は他の人と物事をうまくやっていけてたのか。

 

それは自分のペースを確保していたからだと思います。

 

精神科病院に入院している人は基本的に他者との距離感をとるのが苦手な人が多いです。

めちゃめちゃ距離をとりすぎて誰とも関わりを持たなかったり、めちゃめちゃ距離が近すぎて常に誰かとベッタリしてる人に二極化します。

他者とほどよい距離感を保てる人がいないんですよね。

 

そうなるとどうしても他人のトラブルに巻き込まれやすくなります。

というよりトラブルに自ら首突っ込んでいく人が多い。

そして常に自分の周りでトラブルが発生しているので、症状が改善せず...という負のスパイラルに陥ります。

そんな精神状態で協調性なんて気にしてられますか?笑

 

もしその状態でも自分より協調性を大事にしていたら、その人は更に病みを深めていくことになるでしょうね...

 

 

 

 

自分を大事に出来ない人が協調性なんて大事に出来る訳がない

 

 

 

上記でも述べたように、協調性を大事にする為には自分自身の心の余裕が必要になります。

 

自分自身の心の余裕を保つためには他者とほどよい距離感を保ち、他者に振り回されないことです。

 

よく自分のことしか考えてない人は協調性がないとか言われますが、自分のことも考えられない人は他者を大事にすることなんて出来ないですよね

 

そんな人が言う協調性は自分基準の生きやすい環境を作り出すためのエゴです。

まぁだいたい実現しないです。笑

人にはそれぞれの意思がありますからね。

 

そして、そんなエゴに自分自身が囚われて勝手に疲弊していくんですよね。

かわいそう。笑

 

だからもし本当に協調性を大事にしたいんだったらまずは自分を大事にしましょう

 

自分の心に余裕がない人は本当の意味で他人に親切にすることなんて出来ません。